「何で?」


「いや…。意味はないけど、そこまで迷惑かけたくないし、寧ろ、吉鷹さん本人の方が話しやすい」

自分で勝手に納得する柊。


「吉鷹さんに相談したいの!」


真剣な目で話をする柊。そこまで真剣な話なのか!?


俺は頷いた。そこまで言うなら、話を聞いた方がいいだろう。家に帰ったら、父親に話せばいい。