中庭に進んでいると、真ん中にある池の前のベンチに座っている一人の女子生徒がいた。一年の柊舞古都だ。


俺は、沈んだ気持ちで柊がいるベンチにに行った。


俺の気配に気づいた柊は、視線を合わせないようにうずくまった。

聞いてくれるか不安になったが、思いを口に出した。