もしかして、最近転入してきたのだろうか。それなら、知らないはずだと話がつく。


しかし、黒い霧は晴れなかった。

俺は翌日、二年二組の担任に当たることにした。


本当にこの学園に柊舞古都という人物がいるのだろうか。


黒い霧を晴らすため、翌日の朝、学園に着くと、二年二組の担任教師の宮田暢彦に話を聞くことにした。