――私がここに来た理由は?

あれを遠くへ投げ捨て、すっと立ち上がり壁に近付く。右手親指を歯で噛み切り血を出した。その血でなにやら書いて彼の首を拾った。
そして首を胴体と一応の接合をした。グチャという肉と肉が潰し合う音に顔をしかめることもせず、その隣によこたわった。左半身は完全に血の海に浸っていた。