パパと踊り終わり、
アタシは部屋に戻った。


まだまだ終わりそうに無いため、アタシは先に戻ったのだ。



ドレスからルームドレスに着替えると、ノックが鳴った。


この気配は…モーガンだ。


「モーガンどーぞ。」


「よく僕ってわかったね。」


「最近わかるようになったのよ。どうしたの?」


「ルウナが構ってくれなかったから寂しかったんだ。」


スッとアタシの隣に座った。

「ごめん。
ラウルが離れてくれなかったから…」



そう言ったら急に動けなくなり…バサッとベッドに倒された。



アタシを見下ろすモーガンの顔は…ゾクッと背筋が凍るほど冷たかった。



声を出したいのに…出せない。



怖い…


普段と違うモーガンだからか…モーガンが怖かった…


どうしてこんな悲しい気持ちになるのだろうか…




く…苦しい…