「到着~。」


「到着~ってなんでモーガンの膝の上なの?」


モーガンは、噴水の前にあるテラスに座り何故か膝の上に座らされている。


「離したくないから。
ルウナっていい匂いだね~」


スリスリしてくるモーガン…


「わっ//ちょっとモーガンくすぐったいよ~」


「クスッッルウナ可愛い~」


悪気がないその行為に
流される。



モーガンは小悪魔。


「ねえ。ルウナ。」


「ん?」


て…てゅか顔近い…

鼻先が当たっている。


「ルウナはね、僕のお嫁さんになるんだよ。」


クリクリの目が色っぽい目に変わり、ハスキーな声で言われるとドキドキする。



でも…


「まだわからないよ。」



まだ何もかも始まったばかりだからね。



「ラウルだけには絶対渡さないからね。」


ラウルには妙に冷たい気がする。



二人は知り合いなのかな…