「あー…マジかったりぃ」



俺は今野琉斗。


俺の親は

転勤で九州に行った。


俺はここの高校で

ずっと野球やりてぇから


今日から寮生活だけど…


寮とかマジでだるいな。


「…あ。」


そうこうしてるうちに


寮についてしまった。


「ここか…」


ーピンポーン…





「……?」


なんだよ

もっかい鳴らしてみるか


ピンポーン…








ピンポンピンポンピンポーン…



「…誰もいねーのかよ」


あ、そーだ

合鍵もらってたんだ。


勝手にお邪魔して

風呂でも入るか。



ーガチャッ


「おっ邪魔しまーす」



俺はゆっくりとドアを開けた。