ーピンポーン…



『あ。インターホン鳴ったけど』



「…で、出てくれるかな?」



『りょーかい』



心の中で動揺しつつも

俺は玄関へと向かった。






「はあ…」



びびびっくりした~…



見られちゃったかなあ?


もう嫌だ恥ずかしいー!!


やっぱり

こんな生活

やってける自信ないよお~!!





『~んなこと言ってわざと覗いたんだろ!!』




『だから!まじで偶然だっつの!』





「ん…?」


何か怒鳴り声がする…



あれは雄ちゃんの声…?


雄ちゃん来たんだ!




『たくっ!どれくらい見たんだよ!?』



『…結構。』





「ひいぃー」


なによあいつ!


やっぱ見たんじゃああん

見てないとかゆったくせにい~泣





ードンッ



『明日香、いる!?

大丈夫!?』



「ゆ、雄ちゃん…?」



『うん、ごめん…出てきたら覗きまに謝らせるから…』



『だから違うっつってんだろ』



「い、今お風呂でるから、二人とも大人しくしてて!」




私はパッパと着替え、


雄ちゃんと今野君がいる部屋へと向かった