「西沢 海誠にアド教えていい?」


…?


とにかく男子に興味のない
わたしゎ、誰だか分からなかった


断る理由もなかったから


「うん」


と、だけ返しておいた。




これが、あいつとわたしの
出会いのはじまりだ。