「桜木愛美(まなみ)。
よろしく。 」
ほんと素っ気ない挨拶。
自分でも思うくらい
だから周りは尚更だろう。
「桜木、趣味は?」
何?そんなことも言うの?
「昼寝です。」
また笑うクラスメ‐ト。
「お前ほんまに女か?笑
授業中寝るなよ‐。
好きなものないんか?」
私の好きなもの…
「分かりません。」
これが1番妥当な
答えだと私は思う。
なぜ“ありません”
じゃないかって?
それは…
本当に分からないから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…