『だってあそこ俺の
 部屋やし?   』


「意味分からんわ。」


『今日は下見のつもり
 やったのに…誰かさん
 が寝とったからな~ 』


「そりゃどうも、
 すいませんね。」


『別にええよ。』


「えっ?」


そんな簡単に許して
もらえるの?


「ありが…『ただし!!』


「はぃ?」


『俺の言うこと3つ
 聞いてもらおか。』


呆れた。


「確かに、下見の邪魔
 したんわ悪かったけど
 私がそこまでする必要…」


『ないやん?って思う?』


また見透かされた。


「そ、そうや!!思うわ。」


『それがあんねんな~
 愛美成績首位で入学
 したんやろ?   』


「そ、そうやよ!!」


嫌な予感がした。