「失礼しまぁす…」
小声でそう呟いて
忍び足で入る。
中には誰もいないみたい…
この資料室がある棟は
人通りが少ない。
特に今日みたいな日は。
棚にたくさんの資料が
置いてあるところを
進んでいくと……
大きな茶色のソファが
置いてあった。
教室に戻るって
言っても…
もう始まるしな…
─キ‐ンコ‐ンカ‐ン…
もうダメだ。
私ったら入学早々
何やってんだろ…
ソファでそんな考え事を
していると睡魔が
襲ってきて…
そのまま眠ってしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…