それを見たらなんだか安心して
あたしも綻んでしまった。


「可愛い。」

『え?』



今、ななんて言いました!?


クラスのみんながあたしと翔君の方を見る。



「だから…今の笑顔をか可愛いって言ったんだよ…。」

「な、何言ってんのー?あたしなんかより可愛い子うじゃうじゃ
いるじゃん!」

「…。あのさぁ、俺またあの家に戻ってきたんだ。だからさぁ、今日から一緒に帰らね?」


今なんて言った!?てか、2回目。一緒に帰ろうだって!


まぁ、家が隣ならしかたがない。

とか思いながらも考えるあたし。