そう聞くと、翔君の顔が少し赤くなった気がした。


「?で、なんで分かったの?」

「い、いやそれは。その…。」


いきなり吃ってるし!(笑)


「あれだよ!未久の癖!」」

「あたしの癖?」

「あぁ。お前あの時困ってただろ?」


こやつ!エスパーか!?確かにあの時あたしは知っている子がいなくて困ってた。


「お前、困ってる時こめかみのところ触る癖あるんだよ。小さいころに気づいた。」