―――――………。


放課後。


なぜかあたしは5人くらいの男子にメアドを教えて欲しいと迫られていた。


「あのー、今日はちょっと時間ないから明日とかでもいいかな?」

「そっか。じゃ、明日絶対教えてね!」


5人の中の明るそうな男子が言った。



「それじゃ、ばいばい〜。」

「はーい、ばいばい。」


ていうか、誰だ!?あの人達はどうしてあたしのメアドなんかが知りたいの?


たぶん、あたしが超ナイスバディでウルトラ可愛く見えるコンタクトでもしているんだろう。


明日はずしてあげよう。


そうか!翔君もそのコンタクトを闇ルートで手に入れたのか!


…。待てよ。そうするとそれを売ってる人は?あたしの知り合いか!?


一人で頭の中をグルグルしてると。