―――次の日の朝。 「あー私も恋したい~!」 屋上でのことを真由子に話すと、真由子は話し終えた途端そんなことを言い出した。 「何かさ、優衣の話聞いてると、恋したくなっちゃうんですけど」 頬杖をついてじーっと私を見つめる真由子。 「あ、えと...ごめんなさい」 あれ、ここは謝るところなのかな?