でも、そんなことでおどおどしちゃダメだよね。


「よしっ...!」


私は、緊張しながらも、屋上の扉を開けた。


少しだけ冷たい風と、大きな空が私を包み込む。


えと、岩崎君は何処に...。


きょろきょろ見渡して探してみると、昨日と同じ場所に寝転んでいるのが見えた。