「あ、ごめん!だって優衣がそんなできるとは思わなくて...!」


真由子ってば、涙目になっちゃってます...。


「でも、すごいよ、やったじゃん!優衣」


「うん!」


昨日、屋上に行って本当に良かったって思ってる。


行かなかったら、後悔していたかもしれないもん。


「で、もちろん今日も行くんだよね!?」


キラキラ輝いた目をしながら真由子は私に詰め寄ってきた。