「どんな関係って・・・私彼氏いるから。そっちこそどんな関係?」

先輩って良いな。タメ口使えるもん!
この、後輩はタメ口使ってくるけど。

「私は愛されてるのよっ!隼人君に」

5人ほどいた中の1人だけ、胸を張り言い張った。
でも、隼人君は私の事がスキって・・・しかも、彼女いないって。

「はっ?」

「なによっ!?」

「隼人君彼女居ないって言ってたよ?私キスされたし。」

私もむきになり言い返した。

「なっ!!!!」

「なに、自慢してんのよっ!」

胸のあたりまでのびた長い髪を高い位置でポニーテールにしている
メガネの子が私に言うと同時に、私の右肩を殴った。

私はよろっと後ろに倒れてしまった。
すると、私の目の前に女の子がたくさん来た。

「痛っーーーーーい」

私は体操服に付いた、土を払いながら立ち、私はメガネを睨む。
私が睨むと強いんだから!怖いんだから!

「すいませーん」

睨んでいた、途中私たちの間に入ってきた1人の少女。
栗色のボブが左右に揺れる。

「こらっ!ダメでしょー?今日は教室でしょ?早く帰って!」

「はーい」

周りに居た女の子が、一斉にどこかへ行った。

「ごめんね?」

「はぁ・・・」

「あっ、分かんないか!二学期から1年3組の代わりの先生に入ります。林 恭子です。林先生って読んでね?」

「はいっ!」