【あのな悠里、俺悠里と2年生にはなれない。お前と2年生にはなれないんだ。】

突然来た、春登からのメール。
そのメールを読み、私は信じれなかった。

そしてすぐさま、返信をうった。

【どういうこと。】

とにかくこのメールの意味を知りたい。

私は絵文字を一切使わず、素早く返信をうった。

【おれ、九州に引っ越す事になった。それまで、思い出付くろーぜ】

知った真実。きっと私が感じた「なにか」はこれだったんだ。
気づいてやれなくてごめんね。

本当は淋しいくせに。

無理矢理明るくしているメールになんとも言えない気持ちがこみ上げてくる。
強がっちゃって。