少し長い髪、ハネた襟足、着崩した制服、顔は… 「運命」という言葉が似あいすぎるくらいに私のタイプですごくカッコ良かった。 見惚れていると目が合ってしまい私は慌てて目を逸らした。 すると男の子は私の方に近づいてきて・・・ 『隣…座ってもいい?』 と、低めの声で呟いた。 私はすごくびっくりして、 「どっどうぞっ」 と、慌てて言った・・・ すると男の子はニコッと笑って私の隣に座った。