『どうして…??』 『え?』 『肺の穴…なんで広がったの?』 『あぁ……ガン…再発したんだ。ちっちゃいガンだったから血液への転移はないって思ってたんだと。でもあったんだ。ガン。…もう手遅れかもしんねぇって。』 『何…言ってんの…??嘘でしょ…??』 『嘘じゃねぇよ…』 日向の目が 涙ぐんでる気がした。