しばらくすると、
先生がきて、自己紹介やら
これからの説明やらたくさんされた。


入学式の日だから
いつもより早くかえれるらしいから
和也と帰ろうと教室を出ようとすると、
後ろから、
女の子3人くらいに
「えっと、お友だちになりません?」
って、言われた。

でも、
私はもちろん


「いや、いい。じゃあ。」

そう言って和也に帰ろうと声をかけて、
足をすすめる

「お前、ホントにいーのかよ?あの子たち、
ガッカリしてたぞー?」
と、和也が言う。

「そんなのあたしには必要ないから。」
ホントにそう思う。


あたしには
いらない、
必要ない…