先生が来るまでしばらくボーッとしてたら
「よっ、元気か?また、三年間よろしくな!」


って、私の真ん前の席に来たのは、
ホントにちっちゃいときから、一緒で
わたしのことを一番よく知ってる人。

和也だ。
フルでいうと小林和也ね。

朝からテンション高いなー
と、思いながら、

「よろしく。」
とだけ答えた。

「それにしても、
ホントに優良、愛想ないなぁ、もうちょい笑えよ」

「無理。」


「......はいはい。それより、春樹の人気すげーな!」

「春樹....?」

「ん?あぁ、優良知らねぇか。土屋春樹。中学のときから、結構有名なんだよ!これがイケメンなんだよなー」

そうなんだ....
あんまり興味ないけどね。