昼休憩になり、あまりにもの自分の駄目っぷりを嘆いたことりは机に突っ伏していた。
「先輩、お昼買って来ましたよ~♪ってどうしちゃったんですかぁ!?」
上機嫌で買い物から戻ってきた後輩の瑞穂が前に座ろうとして素っ頓狂な声をあげる。
会社に食堂や休憩室は別にあるが、ことりと瑞穂は所属部署にある作業部屋と化した小会議室でお昼を食べることにしていた。窓からちょうど、ぽかぽかと暖かい日差しが差し込むところも彼女達のお気に入りだ。
ことりのことを「先輩」と呼び慕う瑞穂は、初めてことりが世話を焼いた後輩で、仕事だけでなく彼女の恋愛についても相談を受けていたからか、公私ともに仲が良く血は繋がっていないが、妹のような存在だった。
「いつものミックスサンドで良かったです?というかどこか悪いんですか??」
「大丈夫。ありがと」
突っ伏していた顔をあげて、瑞穂から頼んでおいたサンドイッチとカフェオレ飲料を受け取る。
「何か、あったんですか?ほら!いつも相談聞いてもらってるお礼に私でよければ話聞きますよ」
パキっとお弁当についていた割り箸を割りながら、提案する瑞穂にことりは力無く笑った。
「・・・それがね」
サンドイッチのセロハンを剥ぎながらことりは昨日あった事の顛末を瑞穂に話した。
「先輩、お昼買って来ましたよ~♪ってどうしちゃったんですかぁ!?」
上機嫌で買い物から戻ってきた後輩の瑞穂が前に座ろうとして素っ頓狂な声をあげる。
会社に食堂や休憩室は別にあるが、ことりと瑞穂は所属部署にある作業部屋と化した小会議室でお昼を食べることにしていた。窓からちょうど、ぽかぽかと暖かい日差しが差し込むところも彼女達のお気に入りだ。
ことりのことを「先輩」と呼び慕う瑞穂は、初めてことりが世話を焼いた後輩で、仕事だけでなく彼女の恋愛についても相談を受けていたからか、公私ともに仲が良く血は繋がっていないが、妹のような存在だった。
「いつものミックスサンドで良かったです?というかどこか悪いんですか??」
「大丈夫。ありがと」
突っ伏していた顔をあげて、瑞穂から頼んでおいたサンドイッチとカフェオレ飲料を受け取る。
「何か、あったんですか?ほら!いつも相談聞いてもらってるお礼に私でよければ話聞きますよ」
パキっとお弁当についていた割り箸を割りながら、提案する瑞穂にことりは力無く笑った。
「・・・それがね」
サンドイッチのセロハンを剥ぎながらことりは昨日あった事の顛末を瑞穂に話した。