四時間掛けてバスに揺られ 飛行機へと乗り込んだ 飛行機の席は決めてあって 幸い透とは離れた席だった 外ばかり見てこっちを一向に 見ようとしない透 わざと? 胸の中がズタズタにされた気分やった 苦しくなってまた涙が出ると思って トイレに行こうとしたとき 「もうちょいで飛行機飛ぶし ここに居れ」 ヤマトが私の腕を掴んだ