そりゃぁ、あなたが次にいなくなる時も見送る側にいたかった。なんて彼女持ちのあなたには言えないけど。





「また、機会があれば、こちらで働かせてくださいね。」






「うん。 また来てね!」






そう笑う顔を見るのも今日が最後かな。なんて思いたくはないけど。






貴方が貴方らしくいつまでも幸せでいますように。なんて祈ったのは本人には秘密。






「じゃぁまたね。  今までいろいろとありがとう。」






「いえ、こちらこそお世話になりました。 ありがとうございました。」