「帰りあたしも着いて行くよ。」

 その一言で少し落ちついた。

 んで帰りこの前のBARで待ち合わせ、仕事場からは曽和子の方が近いので今度は曽和子が先に着てました。

「おぉモテ女。」

 小学生レベルの曽和子の茶化し方に腹が立ったけど、ここで喧嘩でもして曽和子が付いて行かないとか言い出したら困るので、満面の笑みで対応。

 私達はBARに入りいつものビールを注文。

「はぁ、何で私の番号知ってんだろ?」

「あぁ、多分だけど、私のケータイ盗まれたじゃん、そんときパンダ、私の電話帳、パソコンにでもコピーしたんじゃない。」