「いるよ」

―――そしてまたもや
いつの間にか、
背後には森が立っていて―…。



………ホントなんで!?

全然気配感じなかった
んですけど!!






「森君。ちょっと顔貸して」

「わかってるよ」

琉美に服の裾を
引っ張られながら、
どこかに連れて行かれた森。




―――琉美って意外と、
根に持つタイプなんだね…(;^_^A