てか、私も新一って言ったっけ。。。

「ただいまぁ?」

「あ。美夏ちゃん来てるわよぉ!あんたの部屋に」

「来んのはええよ。」

下から誰かの声が聞こえてきた。

たぶん、裕也だ!

どんなふうにになったんだろう?

「やっと帰ってきたか。」

あ、新一の存在忘れてた。

ここに居るってことは裕也に何か用が有るってことだよね。

「裕也に何か用があるの?」

「いや。なんもねぇよ?」

んじゃあ、なんでいるの?

タンタン…

階段を上ってくる音が聞こえる。

ガチャ

部屋の扉が開いた。

後ろを向くと金髪に近い茶髪にした、怖いお兄さんが。

「わぁぁぁぁ!ごめんなさい!勝手に入って、てか新一に連れて来られました!」

この人学校にいたひとだあ!

おばさん助けてぇぇぇぇ!

私は慌てて新一の後ろに隠れた。

「あーあ。怖がってる!美夏?」

「美夏?」

どうやら私の名前を知っているらしい。

やっぱりストーカーじゃん!

「はい!私が美夏です。。…」

「俺のことわかんねぇの?」

顔をあげてよく見てみると、

「ゆ、裕也?に、似た人。」

「いや、似た人じゃない。」

「本人だよ。その髪色なら怖がられて当然だろ。」

ゆ、裕也?