木賀君は立ち上がって私の顔を見ると、
怪しげに笑みをこぼし、
「女なんて嫌いだよ。こいつが校内なんかで迷子になってたから、馬鹿にしたかっただけだけど?」
「なっ!!」

木賀君は、それだけいうと本を片手に教室を出て行った。

な、何!あの人!!

「あ~。あいつは女全般には厳しいから、気にすることないよ」
「う、うん・・・」

なんだろう・・・
南君といるとおちつくような・・・
「んじゃ、俺からの挨拶ね♪」
そう言うと、南君は、私の顔に自分の顔を近づけてきた。
「え、やっ、ちょっと・・・」

「大丈夫大丈夫。俺キス上手いから♪」
そういう問題じゃなーい!!

どうしよう!?

と、次の瞬間・・・



ゴスっ!!!!!