楽しい時間というのは本当に短いという事を痛感させられた時間でもあった

楽しみにしていたからこそ短く感じたのかもしれない

遠足も終盤にさしかかると寂しくなるようなもんだ


ずっと聴いていたいけど楽しい時間が過ぎると急に現実に戻る気がする

まるで今日の出来事が夢であったかのような感覚だ


大半の曲を私は歌っていた

ライブ終了した瞬間夏休みも終わり秋がきたような感じもした

楽しいけどクタクタで家路に戻る際には帰りの電車で今日の出来事をみんなで語りながら帰っていった

家路に着いてシャワーを浴びると水が黒かった

自分が汚れているのはわかっていたがここまで汚れているとは思わなかった

鼻をほじるとやたら黒い鼻クソだった

東京は本当に空気が汚れていると改めて確認した日でもあった


その日は珍しくワクワクしながら寝床についていた

夏休みも終わりに近付いてきていていろんな事したなぁと改めて思い出すのであった

宿題をやっていない事に気付いてラスト一週間大変な目にもあっていた

夏休みらしい最後だった…