トントン

ドアをたたく音。



「はーい、あら!!涼くんじゃない?
いらっしゃい。今日はどうしたの?」


「はい、今日は茜さんにようがあって。」


「あら、そう。呼んでくるわね~」


「ありがとうございます。」






-ここから、僕の計画が始まるー




茜さんは僕の友達、津田直樹のお姉さん。
僕よりも6歳上。


色白で黒い綺麗な長い髪。


真っ赤な唇。
細くて長い指。
大きく輝いた瞳。




今日から君は僕のもの。
僕の大切な宝物。


もう、家には帰れないだろう。


だからこの永遠の別れを楽しむがいい。


今日、僕は君を監禁します。