---翌日---
ピピピピピッ――――。
私は目覚ましの音できもちよく目を覚ました。
ふぅー、良い気持ち!今日から、新学期!頑張るぞっ!!
『ママ、パパ先に学校行くね!入学式遅れずにちゃんと来てよ!笑』
[はいはい、行ってらっしゃい。]
『行ってきまーす♪』
私は勢いよく玄関を出た。
まるで、翼を広げて未来に飛んでいくかのように。
---20分後---
キンコーンカンコーン
チャイムが鳴った。
しばらくしてから入学式が始まった。
どこの学校も同じで校長先生の話は長いなと思った。
ママとパパは私が入学できて嬉しいみたいで大泣きしていた(笑)
そしていよいよ教室に入った。
私の席は1号車の一番前で隣の男子は私よりも背が高かっかったので驚いた。
なぜ私より背が高いだけで驚いたかというと、私の身長が170センチあるからだ。
だから私より背が高い男子なんて滅多にいないのだ。
見たところ軽く180センチはあるだろう。しかもなかなか顔もいけてる(笑)
友達になるぐらいなら男子ともつるんでもいいかな。
『こんにちは。私は網河瑠美。隣だしこれからよろしく。』
《・・・・。藍澤陸(あいさわりく)だ、よろしく・・・。》
態度悪!!
ガラガラガラ 担任の先生がドアを開けたらしい。
〈ほーら席つけー!〉
んっ?この声、どっかっで聞いたことがあるような・・・。