*ひなたSide*
「笛田ひなたさん。俺と、付き合ってください」
初めまして、笛田ひなたです。
今、告白されている真っ最中。
お相手は、同じクラスの津田悠人くん。
津田くんとは、あまり話したことがないのに・・・、なぜいきなり告白っ!?
「あ・・・あのね、津田くん」
「なに?」
「私たちって、あまり話したことなかった・・・よね?」
「うん。簡単な挨拶ぐらいしか交わしてないけど」
・・・やっぱり。
思ってた通り、津田くんとはあまり接点がない・・・。
なのに、どうして・・・?
はっきり言って、今、ものすごく動揺してる。
人生初の告白だから?・・・それとも・・・。
ううん。それはない。だって津田くんは、
すごくいい人で、こんな私に、やさしくしてくれたんだもん。
嫌いになる理由がない・・・。
「?笛田?」
「えっ?あ、はい・・・。」
返事・・・・・・。どうしよう・・・・・・。
「いきなり告白して、ごめんな。どうしてもこの気持ちを伝えたかったんだ・・・」
津田くんが照れた顔で言う。
そっか・・・、勇気出して、告白してくれたんだ・・・。
ありがとう・・・。ありがとう、津田くん。
でも、私、返事・・・。返事は、断る?
そう思うと、心が苦しくなった。
でも、これ以上この場で考えると津田君の迷惑になると思った私は、
津田くんに言って一晩だけ待ってもらうことにした――――――――――――。
「笛田ひなたさん。俺と、付き合ってください」
初めまして、笛田ひなたです。
今、告白されている真っ最中。
お相手は、同じクラスの津田悠人くん。
津田くんとは、あまり話したことがないのに・・・、なぜいきなり告白っ!?
「あ・・・あのね、津田くん」
「なに?」
「私たちって、あまり話したことなかった・・・よね?」
「うん。簡単な挨拶ぐらいしか交わしてないけど」
・・・やっぱり。
思ってた通り、津田くんとはあまり接点がない・・・。
なのに、どうして・・・?
はっきり言って、今、ものすごく動揺してる。
人生初の告白だから?・・・それとも・・・。
ううん。それはない。だって津田くんは、
すごくいい人で、こんな私に、やさしくしてくれたんだもん。
嫌いになる理由がない・・・。
「?笛田?」
「えっ?あ、はい・・・。」
返事・・・・・・。どうしよう・・・・・・。
「いきなり告白して、ごめんな。どうしてもこの気持ちを伝えたかったんだ・・・」
津田くんが照れた顔で言う。
そっか・・・、勇気出して、告白してくれたんだ・・・。
ありがとう・・・。ありがとう、津田くん。
でも、私、返事・・・。返事は、断る?
そう思うと、心が苦しくなった。
でも、これ以上この場で考えると津田君の迷惑になると思った私は、
津田くんに言って一晩だけ待ってもらうことにした――――――――――――。