こんな告白のはずじゃなかった。 迷惑じゃないか。 「へ、変なこと言ってすみません! そう言うことで、手紙は探さなくて大丈夫ですので! 失礼しますっ」 言い逃げ、っていうんだろう。 泣きながら1人でペラペラ喋って、勝手に逃げた。 …最低じゃん。 デスクに伏せて、ため息をつく。 そしてしばらくして、昼休みももうすぐ終わるという時。 「黒崎」 愛しい声が聞こえた。