『一緒に遊ぶ?』


『あ、遊ばない…!』



忘れていた思い出に、目を見開く。



そうだ…そうだよ。




サッカーボールが木陰に飛んで、探しに行ったんだ。



そこで、その美少女に目を奪われた。




だけどそれ以来会うこともなかったから、すっかり忘れていたんだ。






「あの子が、羽海…?」