「いつもは女の子のが移っちゃってるだけだからね」
あぁ、そういうことか。
いつも違う匂いって事は、違う女の子と遊んでるって事か。
まぁ、絢って意外と紳士だし…。
一緒に歩くときは、いつでも絢が車道側を歩いてくれる気がする。
モテるのはわかる…けどさ。
「最低だね」
「ん~?俺はこれで満足してるし、相手だってそれ以上なんか求めてない。何も問題ないよ」
「全然わかんない」
「はは、海來ちゃんは晴斗一筋だもんね」
っえ…?
「な、何でそれ…!?」
驚くあたしに
「え、バレバレだよ?俺って勘いいし♪」
「絶対言わないで、言ったら許さないから!」
「大丈夫大丈夫!女の子との約束は守る派だし」
心配…
激しく不安だ!