そして気づいたの。



本当はあたしも、認めてくれる人がほしかった。



たまに会話を交わすような関係とか、上辺だけの友達とか。



そんなものはいらない。


ただ認めてくれる人が


本音を話せる人が


本気で心配できる人が。



ほしかっただけなんだ。




夜の闇にネオンが光る街を歩いて、あたし達はたくさんの話をしたね。