これが町の人皆が知ってる兎神町の伝説。

私自身も親友の兎宮実姫のお祖母様、兎宮神社の巫女である兎宮姫子様から繰り返し聞いて、慣れ親しんだ伝説だ。


実はこの伝説、兎宮家とその他数人しか知らない続きがあるのだ。

兎の神様を信じて奉っている人々にはショックで、悲しい続きが。



それについては私、兎澤実守の小さい頃の話と一緒に話そうと思う。

何故なら伝説と同じように語るには話が入り組みすぎていて、伝説のように簡単には話せないから・・・。