「「はぁ~あ」」 ふたりは盛大なため息をはいて、机に項垂れた 「えっ?なにそのリアクション」 そんなに落ち込む意味がわかんないよ。 「あ、でも…」 「「でも?」」 いきなり起き上がったふたりはまた、あたしの両腕をつかみ、今かと答えを待っている 「少し、様子がおかしかったかな…」 「詳しく聞かせなさい」 また期待に満ちた瞳で見られてる…。 集もまだ来る気配がないし、これを話したら集の教室に行こう。