今日はわたしがあいつとはなれてから一年が過ぎる虹岡高校の入学式。わたしは宮岡莉蘭。わたしがこの高校を希望したのには理由があって、この高校は日本でも有名なサッカーの名門校であいつはサッカーがちょーうまいから先をよんでこの高校に入ったってわけだけど。あいつ入学式いるかな?周りを見渡していると30人以上のここの生徒がざわざわしながら集まっている。もちろをわたしも親友のももちゃんと見に行ってみるとそこには一年前とは全く別人のようにかっこよくなっている羽柴拓がいた。そう羽柴拓はわたしが小学校のころから好きだったあいつだった。
「かっこいー」
「イケメンだね」
「きゃー」
とかの最近の女の子たちのはしゃいでる声がわたしの耳に痛みをあたえさせる。
「莉蘭、ここうるさいからあっち行こ」 「うん…」
ももちゃんも耳痛かっんだね。
入学式が始まりわたしは拓のことを考えてたらみるみるうちに入学式が終わり、また後ろのほうに拓を目当てとする女の子たちが騒いでる。
「うち今日出掛けるから莉蘭ごめん。うち先帰るわ。」
「また彼氏ー?ではお幸せに。わたしは一人で寂しく帰るから心配しないでね。」
「じゃっまた明日」
「うんバイバーイ」
さてわたしも帰ろっかな。そのときわたしのポニーテールを後ろから掴まれた。今日は綺麗に結べたからちょっと怒った口調で「はっ?」
やべっ。えっ!拓?なんで?だってさっきあっちの女の子の中にいたのに?
「莉蘭だろ!なんで逃げるんだよ」
「別にに逃げてなんかないし」
わたしは無愛想に言ってしまった。
「じゃっわたし帰るから拓は女の子といちゃいちゃしてな」
ついつい拓がサッカーで有名になってモテモテだから幼なじみのわたしのことなんか忘れてると思って無愛想にしちゃった。
「俺も今日は母ちゃんちに帰るから」
「だから?」
「だーかーらッ俺がいっしょに帰ってやるって言ってんの。この有名人の俺がだぞ。」
「帰ってなんて頼んだ覚えないんだけど」そしたら拓はなにも言わずにわたしの腕をつかんで走り出した。でも拓を何十人の女の子が追いかけてくる。ってかわたし周りの女の子にきつい目で見られてるんですげど。まっいっか。