「じゃあ、とりあえず自己紹介でもしますかね。俺は《ダイヤのJ》……ココに来て二カ月くらいか。最近の趣味は、人間狩りで~す」

男はそう言ってクスリと笑い、クルクルと銃を回して見せる。

そのクスリとも笑えない男の言葉に、冷たい視線を返すと、シンと静まり返った室内の空気に、男はワザとらしく肩を竦めて見せた。