それから数時間後、起きた須藤さんと黒咲さんと交代で眠りについた。

不思議な事にあんなに覚醒していた意識はすぐに途絶え、肩を揺すられて起こされれば、すでに空には眩しい太陽が昇っていた。

……疲れていたのかもしれない。

そんな事を考えながら体を起こすと、それから皆で簡単な朝食を食べた。

俺も持っていた食料をいくつか出し、それを皆で分け合う。