ヨカナーンの首

ミステリー・サスペンス

加川アサギ/著
ヨカナーンの首
作品番号
701084
最終更新
2017/08/29
総文字数
3,381
ページ数
16ページ
ステータス
完結
PV数
5,839
いいね数
0

美しいあの人を

汚したくなくて


だから私は……――





※グロいです。

苦手な方は、
回れ右して下さいね。


※レビュー
ありがとうございます!

さいマサ様
ペンコ様
祠様

この作品のレビュー

★★★★★
2013/01/14 05:00
投稿者: さん
祠評価:★★★★★★

題名を見て、判る方には、一発で判る。 そう。 かの戯曲『サロメ』を下敷きにした現代劇です。 原作がそれと判る物語は、僕はあまり得意ではないのですが、これは、良い。 主人公の純粋な心が、丁寧に描かれた、素晴らしい作品だと思います。 ……ただし。 読んでいる最中には、すっかり忘れていましたが『サロメ』ですからね? 確かにしっかりグロ注意報です。 とても美しく包まれていますが、心臓のお強い方のみ、行ってらっしゃいませ☆

★★★★
2012/09/21 02:12
投稿者: ペンコ さん
えー、と…

取り合えず、 読んで見てください。 ただ‘例’のシーンは、具体的に欲しかったです。 退散

★★★★★
2012/07/12 19:21
投稿者: さいマサ さん
ネタバレ
あなたを守るため

レビューを見る

この作品の感想ノート

中咲ホコロ様

ぶっちゃけ、彼はどこまで本気だったのか怪しい所がありますね。

他の台詞はともかく、「付き合うよ」は、本心かもしれないし、冗談かもしれない。

ただ、たとえ冗談だったとしても、悪意を持っていないのは確かです。

中咲様の推察には、思わずホロリとなりました……。
私の設定よりも中咲様の推察の方が面白いとは、いやはや(汗)


そしてお察しの通り、猿目が、彼の精一杯の好意を受けてなお、「彼を汚してしまう」と頑なに思い込んだ原因の1つには、いじめがあります。

クラスで日常的に「腐るからこっち見んな」と言われる。
なかには言わない人もいるけれど、黙っているだけで否定しない。
それが数年続けば、「あ、私ってそういう存在なんだ」と思っても無理もない話です。


猿目は愚直な子なので、他人を思いやるのは苦手かもしれませんが、

もしいじめがなかったらきっと、愛しい与加那の声を、好きなだけ聞けていたことでしょう。


長々とすみません!
素敵な考察をありがとうございました。

2013/01/31 23:27

こんばんは。
読ませていただきました。
もしかしたら彼も好きで、嫌われてると思ったからああ言ってしまったんではないかと、切ない邪推をしてしまいました。
でも、ガン見してくる人も不躾ですよね(笑)
やはり主人公がああなったのはイジメが原因なのでしょうか。
それさえなければ、思いやりのあるいい子に育ったんだろうと思うとやるせないです。

2013/01/31 21:07

さくらラテ様

お読み下さりありがとうございます。

2人……というと、猿目と与加那でしょうか?

そうか。
今まで気が付きませんでしたが、与加那もまた純粋だったんですね。

彼の思いに気付いて下さって、ありがとうございました。

楽しんでいただけたようでとても嬉しいです♪

2013/01/19 23:54

この作品のひとこと感想

すべての感想数:3

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

零度の華 Ⅰ
狼零/著

総文字数/130,974

ミステリー・サスペンス332ページ

表紙を見る
零度の華 Ⅱ
狼零/著

総文字数/176,169

ミステリー・サスペンス420ページ

表紙を見る
監禁×実験×恋愛

総文字数/20,610

ミステリー・サスペンス225ページ

表紙を見る
pagetop