「女子会たのしかったねぇ♪」

「うん。またきてね!」

「それじゃぁ、また散らかしにくるね(笑」

「そういうノリいらなーい(笑」

「たまには必要(爆」

「それじゃぁ、また明日。」

「またねー」







あー疲れた。
好きな人かー。
いまのところいらないかな♪
でも、いたら楽しいんだろうなぁ…。
リア充いいなぁ…。




♪~~♪~♪~


あっ、メールだ。

『だれにするか決まった⁇』

いや、ムリだけど。

『決めてないよ。ていうかいらなーい!』

♪~~♪~♪~

『いらなくないよ! 璃依、
この前江端くんかっこいいって言ってたじゃん!!』



たしかに…


『そうだね。江端くんならいいかも。』




♪~~♪~♪~

『やっと乗り気になったね♪ それじゃぁ、くわしいことは明日学校でね。』

『うん。バイバイ』


あーあ。どーしよー。
乗り気な感じになっちゃったけど、江端くんも友達なんだよなぁ…。

まあ、やってみるだけやってみるか!!
どうせ引っかからないだろうし。


開き直った笠原はその翌日、テンション高めで学校へ向かった。