苦手、苦手、苦手、苦手。
こういうタイプは大の苦手だ。
「……手紙を読んだんだね」
その言葉にドキッとする。
「どうして、それを……?」
手紙は誰にも言ってない。
母さんにも……義父さんにも。
「その手紙を出したのはわたしだよ」
理事長が不意に言った言葉はボクの思考を停止させるには充分だった。
「理事長が…手紙を出した?」
「うん、そうだよ」
相変わらずの笑顔に少し戸惑う。
何故、この人が知ってるの?
兄さんのことを、そしてボクのことを。
「あれ?もしかして覚えてない?ひどいな~、小さい頃はよく遊んだのに」
フフッとわらう理事長。
ボクがこの人と知り合い?
そんなはずは――――――
「…………………………まさか、純(ジュン)さん?」
「ご名答!」
………………。
えぇーーーーーーーー!?
こういうタイプは大の苦手だ。
「……手紙を読んだんだね」
その言葉にドキッとする。
「どうして、それを……?」
手紙は誰にも言ってない。
母さんにも……義父さんにも。
「その手紙を出したのはわたしだよ」
理事長が不意に言った言葉はボクの思考を停止させるには充分だった。
「理事長が…手紙を出した?」
「うん、そうだよ」
相変わらずの笑顔に少し戸惑う。
何故、この人が知ってるの?
兄さんのことを、そしてボクのことを。
「あれ?もしかして覚えてない?ひどいな~、小さい頃はよく遊んだのに」
フフッとわらう理事長。
ボクがこの人と知り合い?
そんなはずは――――――
「…………………………まさか、純(ジュン)さん?」
「ご名答!」
………………。
えぇーーーーーーーー!?