「あっ…ごめんなさい」

急いで離れようとするが美少年が手を話してくれない。


「あの離して下さい」


そう私が言うと、手を離してくれた。


男の子に抱きしめられたのは初めてだから


すっごくドキドキしてる。


「ねぇ、なんで覗いてたの?」


美少年が私にきいてきた。


「たったまたま…屋上にいたんです。」


「でも覗いたんでしょ?」


うっ…否定はできない。


「いくらなんでもあんなふりかたはないんじゃないっ‼


ふられた人の身にもなってみなさいよ」


私は話をそらした。


そう言うと美少年は


「だってキモいじゃんっ。」


と言った。