歩いて教室に向かう。
爽は私と美花の一歩前を歩く。
正直、爽と同じクラスになって喜んでる自分がいる。
…そんなにすぐには忘れられないよ…。
美花と爽との間に私は邪魔なのかな?
諦めたいけど諦められないよ。
「じゃあ美花後でな?…すず!入るぞ」
そう言いながらドアを開けた。
「ラッキー!席隣じゃん」
「え?」
名前の書いたプレートののった机が並んでる。
的場 爽 上原 すずらん
それだけなのにめっちゃ嬉しかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…