拓海と瑞季はそんな宇美と司を見て苦笑する 「一方通行な片思い…って感じかしら?」 「そうみたいですね」 でも、と拓海は続ける 「龍に好きな人なんて出来ないでしょうね。……今は。」 宇美ちゃん可哀想に…とやっぱり思う 「そうねぇ…龍ってば異性とか同性とか関係なしに“友達”ですものね」